意外と知らない?梅干しの保存方法とは
梅干しは日本の伝統的な保存食であり、その酸味と塩味で多くの人々に愛されています。
梅干しは塩分が高いため「保存食」に分類されますが、近年は低塩タイプの梅干しも多いため、
保存食といえど、保存方法には注意が必要です。
■塩分濃度が20%以上の場合
昔ながらのしょっぱい梅干しは塩分濃度が20%程度です。
一般的には1年以上もちますが、長く保存しておくと果肉が固くなったり塩の結晶ができてしまいます。
■塩分濃度が8%以下の場合
一般的な低塩タイプの梅干しは、塩分濃度が8%以下です。
近年はしょっぱすぎる梅干しは食べづらいという方や、健康面に配慮したいという方向けに低塩タイプの梅干しが人気です。
しかし、塩分濃度が少なければ少ないほど賞味期限も短くなるため、賞味期限は6か月は程度です。
梅干しの正しい保存方法は以下の通りです。
1.冷暗所で保存!
梅干しは冷蔵庫での保管がおすすめです。
直射日光や高温は梅干しの品質を低下させる可能性があります。また、湿度が高すぎるとカビが生える可能性があるため注意が必要です。
2.保存容器について
梅干しは空気に触れると酸化しやすいため、密閉性のある容器で保存しましょう
壺に保管している様子も拝見しますが、乾燥の恐れがあるため蓋つきの容器での保管がおすすめです。
3.取り出すときも注意!
容器から取り出す際は、雑菌の繫殖を防ぐため清潔で乾いたお箸を使用してくださいね。
以上、梅干しの保存方法についてご紹介しました!
梅干しは保存食であるため長期間保存することが可能ですが、
開封後はなるべく早く、おいしいうちに召し上がってくださいね。